2021年05月18日
スワップポイントとは2カ国間の金利差によって得られる収益のことです。日本語では「金利差調整分」と呼びます。
FXでは日本円のような金利が低い国の通貨でメキシコやトルコ、南アフリカなどの金利の高い国の通貨を買い、ポジションを翌日まで持ち越すとスワップポイントとして毎日収益を得ることができます。
※土日分は数日後に遅れて付与されます。(後述)
同じ通貨ペアでもFX会社ごとに設定されているスワップポイントには差があるため、取引するFX会社ではどのようなスワップポイントが設定されているのかを確認しましょう。
スワップポイントは常にプラスになるとは限りません。金利が低い国の通貨で金利が高い国の通貨を買うとスワップポイントがプラスとなりますが、逆に金利が高い国の通貨を売って、金利が低い国の通貨を買った場合は支払いが生じてしまいます。
また取引対象通貨国の金利情勢や価格動向などで金利は日々変化するため、スワップポイントは一定ではありません。金融情勢によっては受け取っていたスワップポイントが支払いに、支払っていたスワップポイントが受け取りになる場合もあるので注意しましょう。
主要国で特に金利が高いのが、「トルコ」「メキシコ」「南アフリカ」です。各国と日本円の通貨ペアでは金利差が以下のようになります。
トルコ/円 | 17.1% |
メキシコ/円 | 4.1% |
南アフリカ/円 | 3.6% |
日本はマイナス金利のため、金利が高い国との通貨ペアではスワップポイントによる収益が期待できます。
スワップポイントはNY市場がクローズする午前6:40(日本時間)でポジションを保有していると発生します。
土日をまたぐ場合はFX会社ごとに定められた翌週の平日のどこかでポジションを保有していた日数分がまとめて付与されます。
FX会社ごとにスワップカレンダーが公開されているので取引するFX会社ごとにスワップカレンダーを確認しましょう。
スワップポイントは以下の式によって計算します。
例えばトルコリラ/円で1トルコリラ = 13円の時に1Lot(10,000通貨)をトルコの金利が17%で取引した場合、次の計算になります。
スワップポイントは課税対象となっていますが、課税されるタイミングは取引口座が個人、法人のどちらかによって異なります。
個人口座 → スワップポイント受取時点
法人口座 → スワップポイント付与時点
個人口座で取引する場合はスワップポイントを受け取った時点で課税対象となります。なので付与されたスワップポイントを再投資に回すことで納税を繰り延べることができ、さらに複利運用が可能です。
スワップポイントを再投資に回せるか否かはFX会社によって異なるのでスワップポイントでの収益を狙うのであれば再投資に対応しているかを確認しましょう。
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