損を最小限にしつつ利益を高めることができるトレーリングストップを使いこなそう

トレーリングストップとは

トレーリングストップとはレートの変動に合わせて逆指値注文を自動修正する注文方法です。

あらかじめ損切りのラインを決めつつ、利益を最大限に高めることができるため「損は早く、利食いは遅く」という投資上級者の戦略をシステムで実行できます。システムでルールに基づいた注文を実行するためレートの変動に一喜一憂することなく自動で利益を伸ばせるのが魅力です。

下図のような経験はありませんか?

トレーリングストップの動作

トレーリングストップは約定価格から設定した値幅(トレーリングストップ幅)分有利に価格が変動して初めて機能します

書いポジションの時は以下のような動きになります。

  1. USD/JPY 1ドル = 100円のとき約定
  2. トレーリングストップ幅を1円に設定
  3. 現在レートから1円低いレート(99円)で逆指値注文が入る
  4. レートが約定価格の100円よりも高くなった場合、同じ値幅だけ指値注文の発注価格が上がる
  5. 102円まで上がった時、逆指値注文の発注価格は101円になっているので逆指値注文が発注される

買いポジションではこのような流れでトレーリングストップが機能します。一方売りポジションでは価格が下落しきった後のリバウンド買いを狙うこともできます。

  1. 現在レート105円でこれから大幅に下がり、その後反発して上昇トレンドになると予想
  2. 安値+1円のトレーリングストップを発注(逆指値106円)
  3. レートが発注時の105円より下がり、その後+1円された時点で買い注文が発注される

トレーリングストップの注意点

トレーリングストップを上手く使えば、リスクを最小にしつつ、大きな利益を出せます。しかしその仕組み上、一時的な価格変動に弱いといったデメリットもあります。例えば短期のトレードで一時的に価格が反発して不利な方向に動いた場合、ポジションを決済してしまい本来取れていた利益が取れないこともあります。

全体では有利な方向に動いていたとしても、このような一時的な変化には弱いので特に短期のトレードでは扱いが難しくなります。なので基本的にはトレーリングストップは中長期のトレードで有効とされています。

トレーリングストップを使えるトレーディングツール

トレーリングストップに対応しているツールは決して多くはありません。トレーリングストップを使うには主にMT4,MT5が現実的な選択肢となるでしょう。MT4,MT5はトレーリングストップを標準で使用することができます。

国内FX会社ではMT4,MT5に対応しているFX会社が少ないので、海外FX会社のXMがおすすめです

ただしトレーリングストップはスマホ版のMT4,MT5からは設定ができないので注意しておきましょう

バックテストアプリContraでは

Contraでは期間最高値/最安値を使うことでトレーリングストップを設計することができます。

バックテストアプリ期間最安値

買いの場合、最安値を手仕舞いに設定することで上がり続けている時はずっと持ち続け
設定した期間最安値を割ったときに手仕舞いできます。

事実、下の記事にあるように手仕舞いでは期間最安値に優位性が確認できました。

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