2021年05月27日
FXは平日24時間取引可能です。なのでライフスタイルに合わせてトレードできるのが特徴です。
外国為替取引は参加者が銀行などの金融機関に限定された、インターバンク市場(銀行間市場)を通じて行われています。特定の取引所があるわけではないので営業時間がなく、24時間取引ができます。
FXで使われる言葉として「東京市場」「ニューヨーク市場」という言葉がありますが、これはそれぞれの国の金融機関の営業時間を指しています。例えば日本の銀行は朝〜夕方まで営業しています。世界各国の銀行も同じように朝〜夕方まで営業しており、その時間帯に合わせて取引に特徴が現れます。つまり〇〇市場とは「ある時間帯で取引が盛んに行われてる市場」を表している言葉です。
世界の主要な4つの市場の時間帯は以下のようになります。
主に土日や海外の大きな祝日にはトレードができません。また元日(1/1)は国内外の銀行が休業になるため取引ができず、クリスマス(12/25)や大晦日(12/31)などは短縮営業となる場合があるので注意しましょう。
クリスマスには日本のFX会社は営業していますが、キリスト教圏の国ではトレードが行われないためほとんど相場が変動しません。スプレッドも広がることが多いのでトレードには不向きです。
一部平日の24時間以外にも取引をしている市場がありますが、取引量が少なく参加者がほとんどいないため、
基本的に平日の24時間が取引できる時間帯と思っておきましょう。
欧米諸国には3月~11頃に時計が1時間早められるサマータイムがあります。サマータイムにはFXの取引時間も1時間早められます。日本には標準時間、サマータイムがないので馴染みがありませんが、サマータイムにはFX関するものの時間が1時間早まると覚えておきましょう。
1日の中で時間帯によって相場の変動には特徴があります。なぜなら冒頭に載せた図のように時間帯によって活発な市場や参加者の特徴が違うためです。
FXにおいて主な市場は「オセアニア市場」「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」の4つがあり、1日の中で活発な市場の特徴が相場に反映されます。
以降は日本時間での時間帯ごとの特徴を解説していきます。
日付が変わって一番早く動き出すのがオセアニア市場で、オセアニア時間などと呼ばれます。
基本的には参加者は少なめで取引量は多くありません。東京市場の参加者を待っている参加者が多いです。
前日のニューヨーク市場が終わった直後なので基本的に値動きも少ない傾向があります。しかし週末に大きなニュースがあるとオセアニア市場に反映されやすいです。もともとの取引量が少ないためそのような時に大きな値動きになるという特徴があります。
日本時間8~16時は日本時間と呼ばれ、オセアニアやアジアの参加者が多くなります。9:55に各金融機関がその日に提示する基準レートを決めるため、それまでに取引量が多くなります。
この銀行や企業間の取引の基準レートを仲値と言います。銀行が10時頃のレートを基にその日の仲値を決定します。そのため、仲値が決まる10時以降は比較的緩やかな推移になりやすいのも東京時間の特徴です。
また毎月5、10がつく日は五十日(ゴトウビ)と呼ばれ、日本企業の決算日となっていることが多く、支払いのための資金調達で円売りドル買いが起こることから円安ドル高が進みやすいと一般的には言われていたりします。
日本時間16~翌2時はロンドン時間と呼ばれ、世界一の取引量を誇るロンドン市場での取引が活発になります。ヨーロッパの参加者が多く参加するので欧州通貨のポンドやユーロの変動が激しくなるのが特徴です。
この時間帯には経済指標が多く発表されるため取引している通貨に影響を与える指標はチェックしておきましょう。
日本時間21~翌6時はニューヨーク時間と呼ばれます。ロンドン時間と重なる前半は1日の中で特に取引が活発になります。
日本時間21時半には経済指標が発表されるためそれ以降は値動きが活発に。また、22時半には米国株式市場がオープンし、為替市場ではトレンドが発生しやすい重要な時間帯を迎えます。
24時には「オプションカット」と言われる先物の権利行使期限が設定されており、さらに1時間後の1時には「ロンドンフィキシング」という金のスポット価格やロンドン銀行の対顧客レートが決定されます。これらも相場に影響を与えるので24~1時にも注意が必要です。
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