用語解説:ボラティリティーとは

Volatility

FX取引におけるボラティリティとは、通貨の価値が変化する頻度とその程度を示す指標です。ある通貨は、その価値が平均からどの程度乖離しているかによって、ボラティリティが高い、または低いと表現されます(ボラティリティは標準偏差の尺度です)。ボラティリティが高いということは、取引リスクが高いことを意味しますが、価格の動きが大きいため、トレーダーにとってはチャンスでもあります。

通貨のボラティリティーを特定する方法

通貨のボラティリティーは、その性質上、予測できないため、特定して追跡することは困難です。しかし、ボラティリティを測定する方法はいくつかあり、トレーダーが何が起こるかを予測するのに役立ちます。

また、正確な測定のためには、ヒストリカル・ボラティリティーとインプライド・ボラティリティーという2つのタイプのボラティリティーに対応する必要があります。ヒストリカル・ボラティリティーはすでに起こったことであり、インプライド・ボラティリティーは(先物オプションの価格を基にした)将来に対するトレーダーの期待値を示す指標です。

ヒストリカル・ボラティリティはチャートで見ることができ、価格の急上昇や急下降をはっきりと見ることができます。

USDJPY 日足のボラティリティを表示したもの

インプライド・ボラティリティについては、通貨のボラティリティに関連して市場のボラティリティーを表す指標VIXを用います。VIXが高いと株式市場のボラティリティーが高いことを示し、低いとボラティリティーが低いことを示します。

VIXの発案者、Cboeオプション取引所とは

Cboeオプション取引所は、1973年に設立された世界最大のオプション取引所で、個別株、指数、金利を中心とした取引を行っています。当初はシカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)として知られていましたが、2017年に取引所名を変更しました。また、Cboeは、市場のボラティリティーを表す指標として最も広く使用され、認知されているCboe Volatility Index (VIX)の発案者でもあります。

CBOEの主な特徴

Cboeオプション取引所の前身は、シカゴ・ボード ・オプション取引所(CBOE)でした。
2017年、持株会社はCboe Global Markets Inc.として、取引所はCboe Options Exchangeとして、それぞれブランドを変更しました。
Cboeは、VIXボラティリティー・インデックスやその他多くのボラティリティー商品の拠点となっています。

最後に、株式市場のボラティリティーを測る最高のバロメーターであるVIX指数です。この指数は、S&P500指数(SPX)のニアザマネー・オプションのリアルタイム価格に基づいており、将来(30日間)の株式市場の予想変動率に対する投資家のコンセンサス・ビューを反映するように設計されています。VIX指数は、市場が非常に弱気になっている、あるいは不安定になっていると投資家が考えているときに、非常に高いレベルに跳ね上がる傾向があることから、トレーダーはVIX指数を「恐怖ゲージ」と呼んでいます。

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