相場が下がったのに買う?市場の不思議な原理 バイザディップスの考え方とは

バイ・ザ・ディップスとは?

バイ・ザ・ディップスとは、価格が下がった後に買いでエントリーすることです。市場が下がった時に、時間が経てばその資産は立ち直って価値が上がる可能性が高いと判断し、下がった価格がお買い得であるという考えです。海外では「ディップスを買え」という名言があるほど、一般的な投資手法です。

バイ・ザ・ディップスの重要なポイント

一般的にバイザディップスとなる場合は、相場の価格が短期的に下落した後です。

上記の画像では短期的な下落を見せた後、デッドクロス(青色の短期移動平均が紫色の長期移動平均を上から下にブレイク)を見せたにも関わらず、下落前の価格に戻って行こうとしているのが確認できます。
このような場合にディップ(価値の下がった相場)で買うことで、未来の長期的な上昇トレンドでは利益を得ることができますが、長期的な下降トレンドとなった場合に大きな損失のなるため、諸刃の剣となる難しい手法です。
ディップでの買いは、ポジションを保有する際の平均コストを下げることができますが、ディップでの買いのリスクとリターンを常に評価する必要があります。

バイ・ザ・ディップスの問題

バイ・ザ・ディップスの問題は、一時的な価格の下落なのか、価格がさらに下がることを示すのかを見分けることが難しいことです。平均所有コストを下げることができるため、ポートフォリオでの戦略の一部として組み込むことが前提となります。平均化投資のコスト効率の良い戦略として使う戦略もありますが、一つの銘柄に絞って短期的に取引を行うことは現実的ではありません。

一般的に下降トレンド中に買うことは避けます。しかし、下降トレンドのディップを買うことは、低価格に価値を見出す一部の長期投資家には適しているかもしれません。

テクニカル分析ではデッドクロスなどの発生後に買うことで、ディップス買いのバックテストを行うこともできます。コントラのアプリで、簡単に試すことができるので、興味がある人は試してみてください。

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