2021年05月23日
今週のFX市場はポンドの強さが大きな原動力となり、明確なトレンドを示してくれた。ユーロと米ドルの両方でポンドが上昇を見せ、ポンド/円でも上昇がみれた。
上記の図はtradingviewよりGBPUSDの日足チャートだ。主要通貨ペアのGBP/USDでは、3年ぶりの高値に向けて強く押した。しかし、そこには2月のスイングハイである1.4243付近が立ちはだかっている。
すべてが強気の兆候というわけではなく、昨年9月から今年3月にかけてペアを上昇させた強気のトレンドチャネルの下側が、再び抵抗となって現れたのだ。1ヶ月前にも、このトレンドラインが1.4000の心理レベルと重なり、200pipsのリトレースメントが発生したことがあった。しかし、1.3800付近でサポートが弱まり、ここ数週間は強気の姿勢で推移し、再びブレイクアウトに近づいている。
強気のシナリオを想像して、高値を更新した際にブレイクアウト戦略が可能になるが、1.4243の高値が2018年の今頃の1.4250の心理レベルに近いことを考えると、トレーダーは偽のブレイクアウトに巻き込まれないように、少し余裕を持って行動した方が良いでしょう。
GBP/JPYでは、今週、155.00レベルを上回ろうとする強い試みが行われましたが、失敗に終わったため、短い時間枠では大きな下げが見られた。
一つの不安点は高値154.84の後に下値を更新したことである。これは強気のトレンドが少し長引いている可能性があり、155.00のラインを取り切る力を失いかけている可能性もある。来週のトレンドは、153.50付近がカギとなりそうだ。ここがサポートされると、今後強気のトレンドが起こった時の重要な転換点となりそうだ。
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